●文字通りに視力回復のツボを抑える
ツボのいうのは、場所を少々外しても効果がありますし、間違えても体に害はありません。
そのため、視力回復に逆効果ではなどと意識しないで押すのをためらうことはないようです。
まじめに考える人は、行動が起きなくなる場合が多いようですので、そういった意味では損をします。
なんでもそうですが、ある程度慣れないと能力というのは身につかないものです。
ツボの取り方も全く同じで、ある程度自分で押してみてその効果を実感してはじめて適切な押し方がわかってくるようです。
つまり、積極的にどんどん押して自分のツボを取ることで慣れていくのがいい方法でしょう。
自分の視力回復のためにツボ押しに慣れる上では、他人のツボを取る練習は必要ありませんから気楽です。
まず押し方、ゆっくりおしてじんわり離す。
それぞれのツボを押す時間は、5秒ぐっと押して離す。
眼の周りのツボは、5,6カ所、後頭部首の付け根を2カ所とパターン化して定期的に押したいところです。
ちなみに自分のツボが取れるようになってくると、他人のツボも取れるようになってきます。
そのころには、自分のツボがどの程度自分の視力回復や眼精疲労の回復に効いているかも分かってくるようになります。
押すとぐっと効く場所が合ったり、眼が痛くなると特に効く場所があったり、こういった反応を得るのは毎日ツボを押すから始めてできることです。
また、慣れて他人のツボまで簡単に取れるぐらいに繰り返していけば、視力回復のためのツボ押しにもなっているとも言えます。
●自分の症状に一番効くツボを知る
眼の周りにあるツボを刺激するだけで眼精疲労は驚くほど緩和されます。
内側から順番に、清明、(しょうきゅう)、そして攅竹、魚腰、糸竹空と眉毛の上を3カ所、目尻の魚尾。
次に、こめかみの太陽で折り返して、承泣で終える感じで全体を網羅できます。
それぞれ、5秒ずつぐらいじんわり押して行くだけで効きます。
近くを見る仕事で眼を酷使している人は、疲れを感じる前に刺激する習慣をつけると予防にもなります。
もちろん、疲れてしまってからでもツボを刺激して5分ほど休むだけでもかなり楽になります。
ところで、ツボの位置が正確に分かってくると、自分の眼精疲労に一番効くツボが分かってきます。
押すと本当に効いて痛いぐらいの箇所があるのです。
逆に言えば、その箇所が疲れやすくて、他方の眼に負担がかかっていたり、他の機能に負担がかかっている可能性があります。
このツボは特に気をつけて眼が疲れる前に押しておくと予防になります。
疲れていない場合でも、痛いぐらい効くケースが多いのでよくわかると思います。
自分のツボが分かると人のツボもわかったりしますので押してあげたりできます。
人の眼ですから指を滑らせて眼球を刺激しないようにしないと駄目ですが効くので喜ばれます。
特に、首の後ろのツボは自分では押しにくいので押してあげると押し返してもらえるメリットもありますね。
何事もそうですが、続けていると技術が上がってくるものでツボも位置が取れるようになるのです。
●眼の周りにたくさんある効果が高いツボによる効能
眼にいい2大ツボである、清明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)です。
清明(せいめい)は、眼に関して幅広い効き目があり、一般的な疲れ目、かすみ目、充血、また結膜炎に効果的です。
このツボは、鼻涙管のつまりに効果を発揮することから、涙の管がつまり気味でドライアイの際などに有効です。
承泣(しょうきゅう)も同様に、眼全般についての幅広く効果のあるツボで、目の充血・炎症、涙目、眼精疲労、近視、老眼などなどです。
そして、視力回復です。
このツボの特徴としては、充血や炎症系の疾患に効果が高いとい割れるツボです。
次に、それ以外の眼の周りのツボです。
攅竹(さんちく)は、昔から伝わる効果の高いツボで、眼精疲労などはもちろん、そして視力回復に効果があります。
加えて、鼻関係にも効果があり、鼻炎などにも有効です。
魚尾(ぎょび)は、万能なツボで、眼に関してほとんどに効果があります。
加えて、頭に関係するめまい、頭痛などに効果があります。
瞳子(どうしりょう)は、場所も効能も近く魚尾(ぎょび)とどちらか一方を使うツボです。
魚腰(ぎょよう)は、視力回復の面では乱視の方に効き押すと痛い場合が多いです。
それ以外の効き目としては、老人性の白内障などに効果のあるツボです。
陽白(ようはく)に関しても、場所も効能も近く魚腰(ぎょよう)とどちらか一方を使うツボです。
糸竹空(しちくくう)は、眼圧の高い方に効くツボです。
それ以外には、結膜炎、角膜炎に効果があります。
太陽(たいよう)は、比較的最近使われるようになったツボで眼精疲労から、視力回復にも効果のある強力なツボです。
翳明(えいめい)は、一般的で幅広く近視、老眼などに効果があるツボですが、夜盲症に効果がある点が特徴です。
●眼の周りにたくさんある効果が高いツボの場所
目の治療として定番のツボは、2つで清明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)です。
清明(せいめい)の場所は、眼の内側の一番へこんだ箇所です。
承泣(しょうきゅう)は、瞳孔の真下のほお骨の上です。
それ以外にも、眼の周りにはたくさんの有効なツボがあります。
攅竹(さんちく)は、眉の内側の端っこです。
魚尾(ぎょび)は、目尻がら数ミリ離れた場所です。
瞳子(どうしりょう)は、魚尾から更に少し外側のくぼんだ箇所です。
魚腰(ぎょよう)は、瞳孔の真上で眉毛のほぼ上です。
陽白(ようはく)は、魚腰よりさらに親指の幅ぐらい上の場所です。
糸竹空(しちくくう)は、眉毛の外側の端っこです。
太陽(たいよう)は、目尻の斜め上、こめかみの目よりの場所です。
翳明(えいめい)は、耳たぶの後ろに出っ張った骨があり、その先の下です。
高さとしては、耳たぶの下のラインとほぼ同じです。
●体の前面にある5つのツボの効能
体の前面には、効果的な5つのツボがあります。
三里(さんり)、太衝(たいしょう)、太谿(たいけい)、曲池(きょくち)、合谷(ごうこく)です。
三里(さんり)は、足のツボなので足の疾患や神経痛に効きます。
鼻の疾患にも効くツボで、蓄膿症や鼻炎にも効きます。
「養生保健の名灸穴」でありお灸するのにいいツボで、昔は旅の途中でお灸をした場所と言われているそうです。
太衝(たいしょう)は、生理機能に関係するツボです。
子宮病や精巣炎による下半身の問題に効くツボであり、かつ肝臓や胆のうにも関係しています。
脈を感じられるツボであり、女性の場合は月経時の脈で生理機能の活発度がわかるそうです。
太谿(たいけい)は、心臓の問題による手足の冷えや、ぜんそくなどに効きます。
「足の少陰腎経」の原穴であり、原穴は「気」の変動を調整する重要なツボとして機能します。
合谷(ごうこく)は、「陽明大腸経」という経路の原穴です。
足三里と並び応用範囲の広いツボで、眼にはもちろん有効であり、
眼の異常が、合谷の脈動が高いことで分かると言われ、眼の異常の反応点とも言われます。
曲池(きょくち)は、応用範囲の広いツボであり、手の「陽明大腸経」の「気」の調整をするのに使われるツボです。
眼にも直接効果のあるツボで、眼精疲労、眼の痛み、それ以外に炎症としての結膜炎やものもらいにも効果があります。
また、皮膚病に優れた効果を発揮するツボで、湿疹やじんましんに適用できます。
●体の前面にある5つのツボ
体の前面には、効果的な5つのツボがあります。
三里(さんり)、太衝(たいしょう)、太谿(たいけい)、曲池(きょくち)、合谷(ごうこく)です。
足の三里(さんり)のツボの取り方は、いくつか方法があります。
だいたいの場所は、膝の外側下あたりですが、向こうずねの骨で骨が少し膨らんでいる場所がありその外側1センチぐらいの場所です。
太衝(たいしょう)は、足の親指と人差し指の間を指で足首の方に移動していくと途中で骨に当たって止まる位置です。
押さえると痛いので分かります。
また、ちょうど動脈の上にあるツボで、”脈を感じることができるツボ”です。
太谿(たいけい)は、足首の内側のくるぶしのアキレス腱側へ尖った先あたりのくぼみです。
合谷(ごうこく)は、手の甲側の親指と人差し指の間の骨に当たる前のくぼみです。
押すとほとんどの人が痛く感じるツボです。
曲池(きょくち)は、腕の肘を曲げるとできるしわの終点部分です。
ツボの取り方は以上です。
三里、太衝、太谿、曲池、合谷の5つのツボは、ポピュラーなツボでありながら体全体の気の流れの調整に使われるツボです。
●脳神経につながる首にある2つのツボ
首の後ろで髪の毛の生え際に並んでいる2つの風池(ふうち)と天柱(てんちゅう)ツボも視力回復とは大きな関係があります。
この2つのツボは、その場所が分かりそうで、なかなかとりにくい場所にあります。
天柱(てんちゅう)は、首の太い筋肉の内側で生え際やや上部です。
特に、頭痛に効くツボで、頭が痛いときに押すとずーんと響きます。
もちろん、効能は枚挙にいとまがないぐらいにいろいろあります。
風池(ふうち)は、うなじのへこんだ所から外に2センチぐらいと言われていますが、わかりにくい場合は順番に外に押していけば気持ちいい場所がみつかります。
あるポイントだけ明らかに押したときに感覚が違うので、まさぐりながら探してみればすぐに見つかります。
この首の後ろにある2つのツボは、脳神経に伝わるツボです。
首の筋肉と眼の筋肉は、首を回すと共に動くため関係のある筋肉といわれています。
そう思いながら首を動かしながら眼を意識すると、首の太い筋肉と眼の周りについている筋肉があたかも連動して動いているような感じがします。
そういう意味で、この2つのツボと眼は大きな関係があると言われています。
また、肩井との3点セットで肩から首にかかるこりに大きな効果を発揮します。
共に眼精疲労や頭痛に効果のあるツボです。
眼の疲れと頭痛とが密接に関係していることがよくわかります。
●肩こりに効く肩井(けんい)と視力回復
肩の中央にあるツボで指三本ぐらいで強く押すと痛い場所が肩井(けんい)といいます。
このツボは、慢性的な肩こりの方は常に痛む場所です。
肩と眼には非常に密接な関係があることが古来より分かっています。
これは、体感的にも分かる話です。
眼が疲れると肩がこる、肩がこると眼が痛むといった両方向の関係があるのです。
視力回復を目指している方々の大半は、肩が常にこっている人たちともいえます。
そのため、視力回復のツボとして、肩井(けんい)というのは肝腎に続く必須のツボとも言えます。
ただし、女性の場合は若干の注意が必要です。
この肩井というツボが、子宮の収縮と関係しているからです。
流産癖のある方は、特に注意が必要です。
ただ、逆に考えると婦人病にも有効なツボといえます。
このツボは、強く押すと頭にむけてきーんとした感覚が響くことから、神経系に有効なツボであることがわかります。
●背中にある肝腎(肝心)な2種類のツボ
まずは、肝愈(かんゆ)と腎愈(じんゆ)のツボが重要です。
肝愈は、第七胸椎から二つ下の脊椎の下のくぼみの外側2,3センチの場所にあるツボです。
第七胸椎は、肩甲骨の下を結んだラインにある背骨です。
肝臓と眼は、切っても切り離せないと言われています。
これは、科学的にもほぼ証明されているようですが、昔からの言い伝えのようなものにも多く登場するためほぼ疑う余地はないでしょう。
肝愈は、文字通り肝臓にいいツボですが、関連して胃の疾患にも効果があるツボといわれています。
視力回復の面からいいますと、夜盲症などに効果が高いと言われています。
視力が劣化してくると、夜の光の量が減った際の見え方が極端に悪くなります。
このことからも、肝愈が視力回復に直結していることがわかります。
腎愈は、肝愈からそのまま背骨2つ分下がった同じ並びにあるツボです。
腰椎から調べるには、第二腰椎の下のくぼみの外側2,3センチの場所にあるツボです。
ちなみに、骨盤の上部を結んだラインの腰椎は、第四腰椎ですのでその2つ上になります。
腎臓が重要なことは言わずともしれた話ですが、これは腎臓が生命力の根源ととらえられているからです。
つまり、単純に泌尿器としてだけ機能している臓器ではないのです。
腎臓が影響を与える臓器は、膀胱、生殖器はもちろん、下腹部にある大腸、直腸、さらに下がって腰や足にまで影響すると言われています。
腎臓と眼の関係は、腎臓は体の水の流れに関係するため、眼房水の流れをよくすると考えると合点がいきます。
もちろん、ドライアイなどにも効くと考えてもいいようです。
●視力回復のための正穴と奇穴という2種類のツボ
視力回復のためのツボ刺激は、経絡を流れる気を滞りなくすること、そして加えて眼の周りに分布している眼に直接効果のあるツボへ行います。
この体の気の流れをよくするために刺激するツボは、正穴(せいけつ)と呼ばれています。
それに対して、眼の周りの直接眼に効くツボは、経絡上にはなく、奇穴(きけつ)と呼ばれています。
視力回復をツボ刺激でやる場合は、この両方からのアプローチが効果的ということです。
奇穴だけを刺激しても、おそらく眼精疲労の改善ぐらいにしかならず、視力回復までには及ばないはずです。
よく刺激される眼の周りのツボの名前は、翳明(えいめい)、魚腰(ぎょよう)、魚尾(ぎょび)、球後(きゅうご)、などがあります。
特に、翳明は、視力回復のメインターゲットである近視のみならず、老眼、白内障、緑内障などにも効くといわえているツボです。
ただ、眼の周りの奇穴に関しては、もっとたくさんの種類があります。
また、視力悪化の原因が、肩こりや首のこりのばあいは、そちらの原因をやわらげるツボの刺激も必要になります。
人間の体ですから、奇穴をどこを刺激するかは、その個人によってことなるはずです。
どのツボを刺激すれば自分の視力回復に効果があるのかは、それこそ感性でしかわからないでしょう。
ただ、最初はすべてのツボを刺激してみて、自分の目にどれが効果が高いのかを自ら解明していくことが必要になりそうです。